911を受けて制作された。
命や魂、言霊といったものが青白い「光」として感じられるような、 全体的にどこかスピリチュアルな印象。 (「TKが手を当てたら治った」等、メンバーの発言もこの時期やや危なかった)
既発シングル曲=トランス、アルバム曲=鎮魂歌的なバラードと (大雑把に)分かれてはいるけれど、トランスの恍惚感と スピリチュアルな空気感とがマッチし、全体としては不思議と統一感がある。 曲数が10曲と少ないこともあってか、コンパクトでタイトな まとまりの良さを感じるアルバム(一曲一曲が長いため、 トータルの収録時間は普通に一時間以上あるんだけど)。
しかし今作で完結はせず、globeは「光」を見つめ続け、 2ヶ月後に続編となるLights2を発表する。 スピリチュアルな青白い光が遠くで寂しく冷たく光るのを道標に たった一人で歩き続けるような今作から、globeがどこへ向かうのか。 2作セットで聞きたい、後期globeの代表作。
個人的には2より無印Lights派。
('19.12.14-30)
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