世間一般的に想像される キラキラしてダンサブルで耳馴染みの良い「小室サウンド」が並ぶ1st。 それでいながら同じような曲一辺倒にはならず一曲一曲の個性が立っていて、 曲順も違和感なく、とても聴きやすい。ただし、 当時小学生だった私には、歌詞はどこか大人っぽく感じた。
「小室ファミリー」ブーム時の小室哲哉本人が参加するユニットに対して 世間が期待するところに1stにして応え、しかもそれが売上的にも結果を残したことは、 キャリアの順調なスタートというよりは、パーフェクトな完結という感さえある。 正直、ここで解散していても美しかったとは思う。 2nd以降のglobeをこの時一体誰が想像できたか。
今作のアートワークの印象が強いのか、個人的に今でも globeのイメージカラーとしては濃いピンクを思い浮かべる。 アートワークと言えば、お馴染みの「ぷよぷよMARC」というあだ名の証拠写真も 歌詞カードに掲載。おかしいな、我らがラッパーは元モデルと聞いていたが…?
('19.08.10-11)
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